{{{ 広報誌TRY 事業報告 }}}

« 広報誌TRY 事業報告 一覧にもどる

北見YEG 10周年を迎えるにあたり

投稿日:2010/08/24|投稿者:HP管理委員

本年度、北見YEG10周年を迎えるにあたり、皆さまおかれましては日々大変なご苦労をされているところかと思います。
又、全道屋台村訪問や各部会での企画検討などにおいても多大なるご尽力を頂き、着実に周年事業に向けて準備いただいている事に深く感謝申し上げます。

その様な中で「自分たちの周年に対し、なぜここまで汗をかく必要があるのか?」
たまにその様な声が聞こえてくる時があります。
お客様をお招きするブロック大会等と違い、周年とは自分たちの10年を振り返る、いわば自分たちのものであるわけで、ごもっともな意見であるようにも感じます。

しかし私は「北見YEGは良きビジネススクールであること」が組織のあるべき姿であると強く考えています。
YEGの活動しかり、自分の仕事においても“物事に対し真剣に取り組む姿勢と情熱、そしてより良い方法を見出す気概”経営者としてその様な事を学ぶべき場がYEGなのではないでしょうか?

例えば….私は建築の設計事務所を営んでおります。
業務の内容についてはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、要は建物を設計し、工事費を積算し、工事の監理を行うというのが専らの仕事です。
どのヵ所にも言える事ですが、例えば窓枠の部分など標準的な納まりというものが存在します。その標準的なもので片付けてしまえば楽な訳ですが、
でも、そこを一歩付きつめより良い方法を思考し見出す、そんな情熱の様なものが仕事には必要ではないかと常日頃から考えるよう心がけています。
それを行うことにより必然的に仕事量は増えていきますし、そんな汗をかいたからと言ってその事について費用を求められるものでもありません。でも仕上がった物は絶対良い物になっていると信じています。

今回の周年事業にもある程度“決まったかたち”が存在します。でも「本当にそれでよいのか?」と疑問に感じる事が、物事に真剣に目を向ける出発点ではないでしょうか?

YEGは若き起業家の集団です。そしてYEGはそんな方々のためのビジネススクールでもあります。結果はすぐには出てきませんが、必ずや将来自分の実になるものであると確信していますし、時には馬鹿になるぐらいの勢いがあってもいいと思っています。

記念事業までほぼ1カ月となりました。
全員がこの事業に真剣に取り組み、仲間を知り、組織を再確認する事で更なる飛躍を成し遂げたい。記憶に残る10周年をぜひメンバーの手で創り上げていきましょう。
宜しくお願いします。

(会長:中川 勝一)

« 広報誌TRY 事業報告 一覧にもどる