2018.12月例会「北見YEGが更なる躍進を遂げるための企業PR!」
投稿日:2019/04/26|投稿者:HP管理委員
年度当初の委員会方針において、ビジネスを展開していく上で必要となる知識や資質の向上、そして有効な自社PR を行うことによって、自社企業の持続的発展に寄与する研修事業を構築するという方針を掲げました。そこで6 月例会時に実施した北見YEG メンバーに対するアンケート調査において、自社の弱みを「人材不足」とする回答が多数寄せられていたことから、本例会では企業が抱える悩み・問題点である「人材不足」という事象を、「企業PR」という側面からソリューションすべく企画・立案しました。
例会構成については、第一部を「市場調査編」、第二部を「企業PR 編」の二部構成によるオール座学形式とし、例会内の活性化、新陳代謝を図るべく発表者9 名によるリレー方式を採用しました。
具体的内容については、第一部の「市場調査編」において、マクロ的観点から管内や北見市の人口状況や求人求職状況について、ミクロ的観点から業種別の有効求人倍率や求人求職の賃金状況等のデータ面を主体に解説。そしてハローワークで効果的な求人募集を行うための求人票記載方法のビフォーアフターの実践を紹介しました。
第二部の「企業PR編」では、はじめに効果的な人材募集のツール・実例として、「地元就職奨学金制度」、「合同企業説明会」、「ホームページ部門(株式会社海田鋼材様の事例)」、「SNS 部門(株式会社GROWTH 様の事例)」、「折込広告部門(株式会社むらた様の事例)」、「発想の転換部門(某本州企業のホームページの事例)」を紹介。続いて「高卒生、大卒生、中途採用者などを有利に獲得する」と題し、北見商工会議所様、ジョブカフェ様、北海学園キャリア支援センター様での取材を通じて特に訴えていた内容を解説。最後に研修委員会で考えた人材募集に関する「企業PR とは…」のまとめを述べさせていただきました。
今や人材不足は大きな社会問題として位置づけられ、日々新聞報道などで取り上げられております。四大経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報の内、ヒトというのは会社経営の根幹であり、命そのものであります。今回の例会構築にあたり、研修委員会では、その人材確保という熾烈な競争に打ち勝つためには、まず始めに市場動向を十分に把握し、数あるツールの中から自社企業に最適なものを選択し、発信していくことが重要であるとの考えに到達し、人材募集における一つの経営戦略として情報提供が出来たのではないかと思っております。